御予約の前に

よくあるご質問

Q:料理の特徴は?
A:「季節の食材を活かした日本料理です。
最初にお出しする先付から、最後のご飯、水菓子まで含めて、8品前後、1品づつお部屋にお出しします。魚と野菜を組み合わせた料理が中心です。その日、入手した新鮮な食材を使いますので、あえて献立を固定しておりません」

Q:料金の差は、何の違いか?
A:「お使いする食材の違いで、器や趣向も凝ったものとなります。全体の量の差は、あまりございません」

Q:当日でも食事できますか?
A:「当日のご予約でもお部屋に余裕があれば可能です。最良の状態でお迎え致したく、なるべく早めのご予約を頂戴できれば幸いでございます」

Q:最大、何名利用可能か?
A:「ひと部屋の最大ご利用人数は椅子席では27名様、座敷のしつらえなら約40名様でございます」

Q:お酒の種類は?
A:「日本酒はタイプの違うものを常時5種類ほど、焼酎は宮崎県内のものを10種類ほど置いております」

Q:接待で使いたいが、どの位の予算をみていればいいですか?
A:「8,000円から12,000円のご予算(税・サービス料別途)を、よくご利用いただいております。お酒代は別になります」

Q:足が悪いのだが?
A:「はい。ご用意がございます。堀りコタツのお部屋では最大11名様、椅子席のお部屋では2名様~27名様までご利用いただけます」

Q:駐車場は?
A:「当館に隣接した場所にございます(無料)。普通車で約7台ほど可能です。御予約の際に、御利用の旨をお伝えください。閑静な住宅街で近隣に有料駐車場がございませんので、なるべくお乗り合わせてお越しください」

Q:子どもがいますが、対応できますか?
A:「はい。お電話にてお尋ねください」

Q:お弁当はできますか?
A:「料金は、3,500円(税別)から。お祝い、御法事など、御要望にそった内容でお作りします。5名様からの御予約を承ります。気温の高い夏季やその日の予約状況によってお受けできない日もございます。お電話でお問い合わせください」

Q:郷土料理はできるか?宮崎牛や地鶏など、肉の料理もありますか?
A:「はい。県外からお越しの方がいらっしゃる場合は、冷や汁などの宮崎の料理を出すようにはしております。御予約の際、その旨お伝えください。宮崎牛や地鶏の炭火焼きも、御要望があればお出ししております」

Q:フグをたべたいのですが。
A:「日向灘は天然トラフグの産地でもあります。当店では例年12月から3月までトラフグのコースを準備しております。造りや揚げ物、雑炊などのコースとなります」

Q:お茶会、お茶事で利用したいのですが。
A:「広間に3箇所、本勝手の炉が切ってあります。待合、水屋、控え室の設備もございます。
御趣向、料理の内容、お持ちになるお道具など、お早目に御相談くださいませ」

地図とアクセス



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御料理 魚安
電話番号 : 0985-54-0456
ファックス : 0985-50-4632
メールアドレス : info@uoyasu.jp
住所 : 〒880-0903 宮崎県宮崎市太田1丁目1番31号

営業時間 : 12:00~14:30 18:00~22:00
定休日 : 不定休
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当館のお料理内容は、おまかせになります。基本は、5品~7品の料理を1品づつお運びいたします。その日に入手した材料を最良に活かしたく、あえて献立を固定せず、お料理内容をお任せいただいておりますことが、当館の特徴です。
重ねて当館を御利用のお客様には献立や趣向が重複せぬよう、仕立て方を変えています。もちろん、お客様のご要望(慶事、仏事の宴など)にはお応えしますので、御予約の際、ご遠慮なくお伝えください。宮崎の郷土料理やお好みの食材にも対応いたします。
お客様にお出ししたお料理の一部を記載いたしました。

料理は こちら から

お軸、花入れ、香炉、灯りに至るまで日本座敷では、いろんな道具を使いますが、それらは自然の風物、年中行事を題材にとった設えが多く、季節に沿って入れ替えるものも少なくありません。
西洋の油絵であれば、一年中同じ名画を飾ることもありますが、座敷では季節にあったお軸を入れ替えるのが一つの楽しみです。
座敷の主役はお客様で、常々、その他の道具はあまり目立たぬようにしております。生来の浅学故に誤り多いことを恐れますが、ほんの少し、燈りのもとで照らしてやりたいと思います。

道具と設えは こちら から

決して広くはありませんが、当館のお部屋は、全室庭に面しています。お食事をしながら、自然を楽しめるよう庭を配しています。大自然の中に住んでいれば、あえて求めることもないのでしょうが、街が都市化するほど、庭の自然を愛おしく感じます。

庭は こちら から

私たちが持つ文化は、日常の中にこそあり、人から人へ伝えてゆく言葉少ないもの。あえて言葉にするものではないとさえ申せましょう。
しかしながら、次の世代に伝える努力を惜しむべきではないと思い始めたのも、滅ぼすには惜しい日本の文化を少し知ったからかもしれません。これはお茶室から見た小さな暦です。

お茶室は こちら から

宮崎の日刊紙「宮崎日日新聞」の掲載記事から

天然鰻 9月いっぱい解禁

お腹が黄金色の天然鰻

暑気払いとして人気の鰻ですが、御存じのようにシラスウナギの漁獲量自体が減り、絶滅危惧種にも指定されています。通常、天然鰻を口にする機会はないのではと存じますが、当店では9月いっぱい天然鰻をお出ししています。

 

宮崎市を流れる大淀川上流で獲れたもので、知り合いの漁師さんにお願いして獲ってもらっているため、市場にもほとんど出ない貴重品です。外見上の見分け方は、通常、養殖鰻はお腹が青っぽいのですが、大淀川上流の天然鰻は黄金色をしています。サイズも養殖物の一回り以上、胴回りの太さがあり、関東で人気の大鰻もたまに獲れています。個体差はありますが、脂も十分乗っており、焼く途中、鰻の脂で燻されることも‥‥。コースの途中、常の通りの蒲焼、または白焼きにして、焼物や飯蒸しなどの一品としてお出ししています。

 

当店では、戦前から川魚料理をお出ししていますが、やはり漁獲量は減っており、月に2~3度ほどしか入手できません。ご希望の方は、御予約の際、お問い合わせくださいませ。

5月の料理から 青島うにの飯蒸し

飯蒸し(もち米)の上に、軽く蒸したウニ、べっこう餡、針生姜

おこぜ 初夏の味

 目は飛び出し、顔はデコボコ…。そんな愛嬌あるキャラクターからは想像しにくい美味しさです。背中のとげには毒があって、活かしのオコゼをさばくには十分な注意が必要です。オコゼは生食が人気で、当店ではへぎ造りや握りなどで提供しています。クセのない、上品な白身なので、柑橘醤油や塩などの調味料との相性がいいようです。肝、胃袋、皮もおいしく、5月から夏にかけての産卵期は真子も持ちます。潮仕立てのお椀もおすすめです。

4月 青島のウニ、解禁になりました


毎年、桜の時期になると、宮崎市青島のウニ(ムラサキウニ)が解禁となります。今年は、ウニのエサとなる海藻の生育が良いため(あまさん談)、ウニの身質が充実しています(平成25年度)。資源確保のため、解禁時期であっても禁漁期間がありますし、あまさんはフィン(足ヒレ)を使ったらいけないなど漁協による取り決めもあるそうです。当店では、素潜りでその日に採った殻ウニを、あまさん自らが宅配してくれます。ミョウバンの苦味もなく、ウニ本来の優しい甘味が感じられます。漁期は6月いっぱい。

5月 大山蓮華

初夏の薫りが感じられる五月に欠かせない花、大山蓮華。名前は、ハスの花(蓮華)に似た白い花を咲かせることに由来するそうです。清楚で気品があるモクレン科の花です。

10月の料理から 揚げあわび

生のあわびに衣をつけて油で揚げた「揚げあわび」。中身が固くならないよう、半生の状態に加熱します。長時間炊く柔らか煮とは違う、フレッシュなあわびの甘さを感じます。

昆布と鰹節


昆布の旨みを、軟水でゆっくり抽出し、出しを引く直前に鰹節を削る、という基本を当店では大切にしています。

10月の料理から

宮崎産の足赤海老、白ずいきや焼き松茸、デラウェアのお浸しです。

炉の灰を準備

灰作り。年に一度、よく晴れた秋の日に炉の灰を作ります。今年で13回目。本年も早朝より始めました。お茶は火遊び、水遊び、泥遊び。誠に楽しい遊びです。

日経新聞本誌の紹介記事から

当店の紹介記事です。2012年6月7日本紙「九州味めぐり」

 

七月の天神祭

毎年恒例で7月に天神祭が行われます。当店前まで神輿(みこし)がやってきました。この日は、ちょうど御結納の席をお受けしており、お食事の途中、縁起を担ぎ、御客様に神輿潜りをしていただきました。

窓のあかり

茶室の窓は外の景色を眺めるというより、明暗を巧みに取り入れるためのもの。晴天の日、光が多ければ、簾を掛けあえて室内を薄暗くすることで落ち着きを感じます。 Details »

「金鈴」の中庭

今年、庭の竹垣を青竹に交換しました。 Details »

打ち水

打ち水は、季節によって水の撒き方が違います。夏の暑い盛りには、涼しさを感じるよう何度も打ち水をすることが肝要ですし、逆に冬は寒さを感じない程度、最小限の打ち水でいいとされます。 Details »

6月の料理から  鱧(はも)の梅肉掛け 煮梅

 
宮崎の梅の産地、都農の青梅と鱧の料理です。針打ちして酸味を抜き、追い鰹して炊き上げた青梅と、皮目だけあぶった生の鱧を一皿に。オレンジ色の餡は、赤紫蘇を加えずに塩漬けした梅干しを裏ごし・調味した梅肉餡です。梅本来の香りが爽やかです。

8月の料理から  鮑柔らか煮と鮑素麺(あわびそうめん)

鮑柔らか煮、そして鮑の肝と魚のすり身を混ぜて素麺状にした鮑素麺、旨出し、干し椎茸、山葵

4月の料理から  青島雲丹の変わり田楽

8月の料理から  おこぜの造り  

土佐醤油、 煎り酒を添えて。8月でオコゼも終盤。